2019/08/19 22:37
色の象徴
色の連想が受け入れられ固定されることにより、赤、黄、緑で信号のように
その色が象徴するものができてきます。色が言葉の代替えとなり言語を用いない
コミュニケーションツールとして、宗教や思想のなかで重要な役割を担ってきました。
五行思想
五行思想とは、地上の出来事はすべて「木、火、土、金、水」の5つの要素の作用と循環により説明できる
という、中国の古代哲学のことを言います。
日本には飛鳥時代に伝わり、冠位十二階などに応用されました。
冠位十二階
聖徳太子が定めた官職の位を色で定めたもので、「紫、青、赤、黄、白、黒」の順に身分が高いとされています。
方角と色
東西南北と色を対応させたもので、インドでは東西南北がそれぞれ、白、黒、黄、赤。とされています。
太陽
日本では、太陽のイメージカラーは赤とされていますが、西欧諸国は占星術の影響で、日本は世界的には例外となります。
色という言葉
日本や中国などの漢字圏→色気、色情など性的、情念的な意味
イギリス、フランスドイツなどヨーロッパ圏→複数形で旗