2020/02/12 22:03

概要

「真っ赤なルージュ」「純白の花嫁」というように、私たちは、色を認識しています。

一方で、透明という表現があるように色がついていたいものも存在しています。

実は、両方とも物体そのものに色はついていません。では、なぜ色が見えるのでしょうか?


色の正体

色は、光の中に存在しています。光は電磁波の一種で、赤外線や紫外線などがそれに分けられます。

この、赤外線から紫外線の間の光を「可視光線」といい人が色を認識できる領域になります。


色は、赤、橙、黄、緑、青、菫と波長が短くなっていきます。このため、夕方になり太陽が自分から遠くなると

一番波長の長い赤色がよく見えるようになり、他の短い波長が見えにくくなるため夕焼けは赤く感じることができます。


誰が気付いた?

色の正体を発見したのはニュートンです。光をプリズムに通すと連続的に変化する無限の色があらわれることに気が付きました。


誰が証明した?

光の正体が電磁波であるということは、マックスウェルによって証明されました。その後アインシュタインが光は波の性質と粒の性質を持っていると発表。


感想

背景色により対象の色が違って見えたり、人によって色が違って見える靴やワンピースが話題になったこともありますが、

元々色がついていないのであれば、様々な要因によって色が違って見えるのも納得できると感じました。